2011年10月5日水曜日

地上最強のパワースポットで感じたこと


南インドで2週間暮らしました。インド第3の都会チャンナイ(旧マドラス)から150キロ南下。旧フランス領のお洒落な街ポンディシェリー(Pondicherry)の郊外。”マトリ・マンディール”という瞑想ホールがあり、それを中心にした巨大なコミュニティーの街オーロビィル(Auroville)で暮らしました。この街はインドのイメージとは大違い。住民の多くが欧米人。その理由の一つが街の中心にある瞑想ホールにあるのだそうです。ハリウッド映画で大ピットした『未知との遭遇』でも撮影シーンの一コマになった神秘的な建築物です。40年前に建造されたとのこと。この街はインド独立運動のリーダーの一人、オーロビンド・コーシュといる哲学者と後継者ミッラ・アルファッサ(フランス人女性)とが建設した理想境とのこと。知人の計らいで瞑想ホール内部に立ち入ることが許可され、瞑想する機会を得ました。チョット不思議な体験でした。

ホール内部は小規模ビルがそっくり入ってしまいそうな巨大な空間。天井から一筋の光が注がれ、壁面に人々が二重に座り、瞑想する。静観と沈黙が響き渡っていました。始まってからどの程度時間が経過したのか…。私は両肩がやや重く感じ、前傾ぎみになり、立て直そうとしても出来ない。変な感じでした。間も無く、床面が微妙に揺れ動く感じがしてきました。弱い<地震>か…と思ったほどです。薄目を開けて周囲の様子を観察してみたのですが、特に変化はない。その内、軽い頭痛が生じ、後頭部を後ろに引かれるように感じました。これまでに経験したことのない不思議な感覚でした。やがてホールに薄明かりが指し込み、人々が立ち上がり、終りました。外部に出たら心身共にスッキリ。これが瞑想の効果なのか…と実感しました。

これまでにオーロビィルの街には何度もUFOが到来しているらしい。宇宙とチャネリングをした経験者がたくさんいるとのこと。科学者や哲学者がミッションを受けて欧米から移り住んだ人々も少なくないとのこと。何かと懐疑的な私を見て、知人が熱心に説明してくれました。例えば、電気の存在を否定する人は今はないが、電気の存在は150年前に知ったに過ぎない。電話だって同じコト。今では世界中の人々が普通に携帯で話し合っている。この光景を100年前の人が観たら全く理解できないであろう。あと100年もすれば宇宙との交信を疑う人がいなくなるであろう…などなど。言われてみればその通り。現在の科学の基本である光の速度。それが否定される時代。つまり、光より速い物質の存在が解りかけている。やがて「ドラえもん」のように瞬間的に空間移動できるかも…。アインシュタインの理論が矛盾する時代がすぐそこまで来ているからです。目に見えるものだけ…科学で証明されたものだけ…を信じるのはその人の知識や見識の狭さに由来する。知人の話を聴きながら、自分の見方の弱点を痛感しました。 不思議な国ですネ。インドは…。

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